なんだかほんわかした記事をあげている最中にプロジェクトの本番が近づいて来てしまいました!うああああああ!間に合わないよう〜!おかあちゃああああああああんんんんん〜〜〜〜〜!!!!!
来週本番だよ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!
、、、、、、す、すみません。取り乱しました。
展開についていけない人のためにご説明しますと第五回のブログで報告したように来週の日曜日11月23日にツアー型パフォーマンスを開催します。
僕が茅野の福祉関係の施設を訪問し関係者にあって感じた行程をそのまま体験してもらおうと思いこんな形になりました。
これは駅のコンコースに張ってあるプロジェクトの壁新聞です。
参加者の皆さんはイヤフォン式のオーディオガイドを耳につけてそれに従って市民館から福祉をめぐる旅に出かけます。茅野の、とくに障がいのある人びととそれに関わる人たちをめぐる90分のウォーキングツアーです。
ツアーイメージ
そもそもツアー型パフォーマンスってなに?という方も多いかと思われます。
時間ごとに集まったお客さんはイヤフォンガイドをして街を歩いていきます。そこにテーマにまつわる人びとがいて話を聞き、施設をめぐります。面白いことにそれらのツアーは劇場が企画したもので「演目」としてプログラムになっていましたが、街をテーマにした美術ガイドのようなものでもありました。
劇場、美術館、ともに「室内で出来上がったものを鑑賞する」場所として認識していますが、劇場が企画しつつも全く反対に「外に出て現実を眺める」というスタイルはとても新鮮に映りました。そこにはもちろん演出もあり生のママの現実と同じではないのでしょうが、それでもそのように外を眺める「視点」のあり方がとても新鮮だったのです。そしてそれは演劇とはなんだろう?アートとはなんだろう?という大きな問いかけを含んでいました。
そのようなスタイルをいつかどこかでやってみたいと思っていましたが、茅野で福祉施設をめぐっているときにそのうちの幾つかが市民館から歩いていける距離にあることに気付き、今回のテーマにはまさにうってつけのスタイルだ!と確信しました。ひらめいた瞬間は本当に次から次に「あれもできる、これもできる」といままでのアイディアのかけらを入れる箱が見つかった!という嬉しい思いで一杯でした。
しかしやはり「障がい」というテーマは重く、簡単に語れるようなものでもありません。そもそも触れてほしくない、という思いの人も大勢いらっしゃいます。そしてその理由も様々でした。曰くこんな短い時間では語れない。障がい一般を説明しても個別のケースは紹介しきれない。そもそもツアーというスタイルがわからない等々。無理もありません。
そういった方にご説明し参加出演を打診し、果ては障がいのある方自身にもご出演いただけないかと奔走しました。皆さん現状を伝えたいというお気持ちは強く、結果的に様々な形でご協力をいただけることになりました。
そんな中何人かが出演いただけることになり街と施設をめぐって歩きながらエピソードに触れていくツアーを開催できることになりました。
ツアーの開催が正式に決まったのが10月末。出演者の交渉と改めての取材をそこから猛スピードで行い、準備を進めました。
各方面とのやり取りは普段の舞台公演の時と比べものにならないほど多く膨大な作業に凹みつつのプロセスでしたが、手助けしてくれる人も大勢出て来て下さって、現在は本番に向けて市民館のスタッフ、ボランティアの方々とともに全力で準備を進めています。
各方面とのやり取りは普段の舞台公演の時と比べものにならないほど多く膨大な作業に凹みつつのプロセスでしたが、手助けしてくれる人も大勢出て来て下さって、現在は本番に向けて市民館のスタッフ、ボランティアの方々とともに全力で準備を進めています。
ここには書ききれないエピソード、間に合っていない話が沢山ありますが、一番伝えたいことはもちろんツアーに込めました。しかしかた苦しいものではなくあくまで楽しんでもらいたいという思いで取り組んでいます。僕も当日が楽しみです。参加者の人と一緒に楽しもうと思います。
ツアーのタイトルは題して『パノラマ チノラマ』
茅野をめぐる福祉の旅へ〜
日時は11月23日11時からの回と14時からの回の2回。90分ほどの歩き旅です。
参加費は800円です。これは後日製作されるツアー記録の冊子代金も含みます。
終わってから当日の様子のドキュメンタリーを含めた小冊子を作成し参加者のお手元までお送りします。
お問い合わせお申し込みは茅野市民館まで。
1回の定員15名という状況なので、既に参加数残り少なくなっております。参加を検討される方はお早めに。あ、当日は外を歩きますので暖かい格好と歩きやすい靴で来て下さいね!
では23日お待ちしています!
じゅんじゅん