あっという間にツアー本番まであとわずかになってしまいました。
今回は創作の過程をレポートします。
オーディオツアーということで、とにかくガイド音声が命なわけです。参加者はイヤフォンガイドをつけて街を歩き回るため、不備のないよう気をつけてナレーションを録音せねばイカンと。
これがまた分量が多くてね。思いつくのは簡単だけど、やるのは大変なのよね〜。出演しないし楽かも♡と思った僕チンは大間違いのトンチキ野郎だってことがナレーションの構成を手がけてわかりました。
まずはコースを歩いておおよその分数をはかる。その際に通りのどちらを歩くかも決定しながらね。スタッフを含めると20人を越える団体になるため歩行者の邪魔にならないように配慮しつつのルート設定も必要で。
道幅も見るのだ。
景色の現れ具合もチェック!
それらをチェックしつつ必要なガイドを決めていく。「前の道を右へ」とか、「通りの左側を直進」とかね。アナログのナビなわけ!このツアー専用のね。更に喋る内容もすてきに吟味していくわけ!ここら辺はじゅんじゅんSCIENCEのダンサーにして専属イラストレーターにして敏腕制作の久井麻世がきっちり仕事してくれて。っていうか君が余りにもきっちり仕事するから僕チンの立場がすっかり危うくなってしまったじゃないかああ!と、彼女のフル回転の活躍でかなり時間を短縮してくれたのでした。
ここまできてやっと音声の録音ね。「仕事がなくなったら結婚式の司会をすればいい」と一部から言われている僕チンですが、マイクの前でセリフを喋るってやったことなくてね。たまにラジオのインタビューなんかで喋ることはあっても、基本自分のことを喋るじゃん。たとえ自分で考えたとしても書いてある文字を喋るってホントに難しいのだなと。自分で書いといて舌が回んないんだよ!どれくらいかといいますと、滑舌って言葉が「かちゅぜちゅ」ってなるくらいのレベル(涙)舌も鍛えないと動かないんだなとこの年にして改めて学んだのでした。かあちゃん、オレまた少し賢くなったよう!
収録の様子。何回か間違えるが「大丈夫ですよ」という市民館音響チーフKさんのやさしいかけ声が逆にツライ。逆に麻世はナイスなトーンでノーNG!
慣れないナレーション録りのなか、「We Are The World」のマイケルのマネをして気分転換。なお、誰も突っ込んではくれませんでした、、、、、、、。
スピーカー越しの変な自分の声にへこたれつつもなんとか録り終わり他の出演者の音声も録音していく。
こんなスタジオで録音しました。
一応演出してる風のショット。実際は「あ、もういいかんじでやってもらってけっこうですう〜」とかなりイイカゲン!
音声の次は各アトラクションの稽古。
このツアーはミステリーツアーになっていてどこを通るわからない状態でガイドをたよりに進むんだけど途中で幾つかしかけがあるのね。それの段取りや稽古を出演協力の皆さんと確認し進めていった。
秘密の打合せ。
別のアトラクションの打合せ。
秘密小道具の作成。
技術ミーティング。
その他にも内容は盛りだくさんでここで書くわけにはいかないんだけど市民館のスタッフを始め本当に様々な方々と一緒に準備を進めています。ぶっちゃけお客様より圧倒的に人数多いからね、仕掛ける側が!出演していただく人だけでなく見えないところにも大勢の人に関わってもらっているのでなんとも贅沢なツアーとなっています。
ああ、23日は晴れるといいなあ。
あ、そうだ!諏訪大社さんにお参りに行かなくては!
それでは皆さん。23日にお会いしましょうね。
合い言葉は「パノラマ チノラマ」で!